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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第1章 ~プロローグ~

「あの制服…。」

男子学生は、僕と同じ花音学園(かのんがくえん)の制服を着ていた。

「見ない顔だけど新入生かな?」

男子学生は、ガラの悪い男性3人に対して困惑な表情を浮かべている。

「ていうか助けないと…。」

僕は、誰もいない道の方を向いて口を開く。

「あっ、お巡りさ~ん!」

「やべっ」

「おい、逃げるぞ!」

「チッ」

もちろん、お巡りさんなんていないが効果があったのか、ガラの悪い男性3人は逃げて行った。

それを見た男子学生は、僕の方に近づいて来る。

「あの、助けてくれてありがとうございます」

「別に良いよ
朝っぱらから恐喝とか最悪だったね」

「お金取られなかったんで、本当に助かりました」

そうか、お金を取られる前に助けれて良かった。

「きみ、もしかして新入生?」

「はい」

やっぱり、新入生だったか。

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