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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第6章 ~前日の準備と当日の出発~

◇道中◇

「おっす、夏海!」

「好章君、おはよう」

好文君の家に向かってる途中、好章君と遭遇した。

「好文なら、家の前で待ってるぞー」

「わかった」

プール初日から数日後の、ゴールデンウイーク前日の今日。

部活も上手くやっていて、好章君ともアドレス交換をして連絡も取り合っている。

「そうそう、好文にも言ったんだけどな
合同練習の試合、負けないぞー♪」

「それは、こっちの台詞だよ」

昨日の部活で、波風先生からダリア高校との合同練習が決まったことを報告された。

ダリア高校の水泳部顧問の、渦巻豪雨(うずまきごうう)先生と何日か前から相談し合ってたみたいだ。

「それじゃあ、そろそろ行くなー♪」

「うん、またね」

好章君と別れ、僕は犬飼家へ向かった。

◇犬飼家の前◇

「好文君、おはよう!」

家の前で僕を待ってる好文君に声をかける。

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