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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第6章 ~前日の準備と当日の出発~

「夏海さん、おはようございます♪」

好文君は、嬉しそうに僕の方へ駆け寄り抱き締めて来た。

「もう、好文君
人がいたらどうするんだよ~」

「えへへ、すみません(笑)」

こんなやりとりは、日常茶飯事だから慣れたけどね。

◇電車の中◇

「今日は、座れて良かったっすね♪」

「うん、毎度毎度しんどいもんね」

朝の通勤ラッシュは、本当にしんどい。

朝から体力は削られるし、クタクタになるし最悪だ。

でも、だからか。

今日みたいに、運良く椅子に座れた時の喜びが大きい。

◇花音学園3階・2年C組◇

「3人共おはよう」

教室に入り、自分の席に座りながら春樹君と冬夜君、秋葉君に挨拶をした。

「夏海、おはヨーグルト」

「夏海、グッド〇ーニング娘。」

「夏海君、おはラッキー」

◇花音学園・屋上◇

1~4時間目の授業が終わって、僕は好文君達と一緒に屋上で昼飯を食べている。

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