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「明日からの合宿、楽しみだな～♪」

「うん♪」

照明君と光輝君が、明日から数日間の合宿について話題を切り出す。

「ゴールデンウイークは、合宿するのにちょうど良い時期だからね」

「水泳部のためになら、ゴールデンウイークを捧げれるっすよ♪」

ゴールデンウイークの、水泳部による合宿。

何日か前に、僕と波風先生から好文君達に告げた。

花音学園では、毎年ゴールデンウイークに合宿をするのが恒例となっている。

普通なら、貴重なゴールデンウイークの日にまで、部活はしたくないしのんびり過ごしたい筈。

けど、僕を含む水泳部のメンバーは、水泳が大好きなのでむしろ合宿は歓喜なことなのだ。

「今日、家に帰ったらチェックするけど、昨日に合宿の準備は終わったよ」

「俺もっすよー」

「僕もだよ」

すると、照明君が少し顔を曇らせる。