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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第6章 ~前日の準備と当日の出発~

◇射手座旅館1階・食堂◇

「青島君
明日のスケジュールは?」

「はい
明日は、朝にストレッチとランニングで体力作りです」

一旦、お茶を飲んでから波風先生に説明を続ける。

「昼から夕方前までの間は、専門種目と4人でのリレーの各練習と、各自自由トレーニングをする予定です」

「ふむ
あと、明日の夜から天候が大荒れするみたいだから、夜の海には近付かないように」

「「「「はい」」」」

夜の海が危険な事は、某水泳アニメで学習済みだから大丈夫。

きっと、好文君達も同じことを思ってるだろう。

◇射手座旅館4階・404号室◇

その日の夕方から夜にさしかかった頃、好文君が急に抱き締めてきた。

「好文君?」

「夏海さん不足にならないように、補給のハグです」

好文君に抱き締められ、心地良さを感じる。

「ははは、好文君って本当にハグが好きなんだね(笑)」

「はい
でも、今はこんなにも抱き締めたくなるのは、夏海さんだけですよ

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