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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第7章 ~危険な夜の海と訪れる最終日~

◇射手座島の海◇

「よし、次は4人でのリレーの練習をするよ」

「「「はい!」」」

射手座島の海に入り、各専門種目を泳ぎ、ペアのリレーの練習も終わり、次は初の4人リレーの練習。

「さっきまでと同じく、あそこの岩にタッチしてこっちに帰って来て、次の人にタッチすること」

僕は、海の向こうの方にあるほんの小さな島の前に、海で半分隠れてる岩を指さしながら3人に言う。

「先ずは、光輝君から」

「はい」

光輝君は、僕達の方に向き直す。

「よーい、スタート!」

僕の合図と共に、バックを泳ぎ始める光輝君。

-光輝視点-

「はぁ…はぁ…はぁッ」

これが、海で泳ぐ感じなんだ。

同じ水の中なのに、学校のプールと感覚が違う。

「はぁ…はぁ…はぁッ」

僕は、ターンに入った。

-夏海視点-

「次、照明君」

「ウッス!」

光輝君と照明君の距離が近くなり、照明君は片方の手を前にかざす。

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