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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第7章 ~危険な夜の海と訪れる最終日~

「はぁ…はぁ…はぁ…はぁッ」

この感覚……海で泳ぐのは去年以来だな。

去年以来だというのに、海で泳いだ感覚を体は覚えていたみたいだ。

「はぁ…はぁ…はぁ…はぁッ」

泳いで、去年に泳いだ感覚を思い出した。

-好文視点-

「ターンに入った!」

ターンに入り、夏海さんがこっちに向かって泳いで来る。

「流石は、夏海先輩だな!」

「うん、先輩のフリーは速い」

「相変わらず、夏海さんのフリーには惚れるなー♪」

夏海さんのフリーは、思わず見惚れてしまうほど、格好良くて美しくて速い。

そして、夏海さんは俺達とこまで着くと立ち上がった。

「ゴール!♪」

泳ぎ切って笑顔の夏海さんを見て、抱き締めたい衝動に駆られたが、我慢してこらえた。

4人のリレーの練習が終わると、最後に各自専門種目の自由練習をすることになった。

「はぁ…はぁ…はぁ…はぁッ」

この合宿が終わったら、ダリア高校との合同練習…。

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