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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第7章 ~危険な夜の海と訪れる最終日~

「なくしちゃったのは残念だけど、また同じのをプレゼントするからさ」

「あのブレスレットじゃなきゃ、意味がないんですよ!!」

「ッ!?」

夏海さんの言葉に思わず声を荒らげてしまい、それに驚く夏海さん。

「お、おい好文…?」

「好文君…?」

「あっ…。」

我に返ると、夏海さんだけじゃなくて照明と光輝も驚いていた。

「夏海さん、すみませんでした…。」

「いや、別に良いよ…。」

夏海さんに謝り、次に照明と光輝の方を見る。

「照明と光輝も、急に声を荒らげてゴメンな…。」

「俺も気にしてないし、気にするなよ!」

「そうだよ、だから好文君も気にしないで」

2人も許してくれたが、この場には居づらい雰囲気になったから急いで着替えた。

「夏海さん、すみません
先に部屋に戻ってます…。」

「うん…。」

夏海さんに言うと、俺は海の更衣室を出て旅館の部屋に戻って行った。

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