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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第7章 ~危険な夜の海と訪れる最終日~

「ちょっと、照明君!
暴力は駄目だよ!!」

夏海さんの様子を見てた光輝が、照明に訴える。

「何、甘いこと言ってんだ!?
好文のせいで、先輩が意識不明になってんだぞ!!」

「それは、そうだけど…。」

照明は、再び俺の方をむく。

「好文、自分が何したかわかってんのか!?
夜の海が危険な事くらい、お前もわかってただろ!?」

「わかってたけど、どうしてもブレスレットを見つけたかったんだよ…。」

「見つけたい気持ちはわかるけど、でも!
そのせいで、夏海先輩が危険な状態になったんだぞ!!」

夏海先輩の方を見たら、未だに目を覚ます気配がなかった。

「先輩が来なかったら好文がああなってて、もしかしたら2人共が同じ状態になってたかもしれないんだ!!」

「照明君、好文君どうしよう!
夏海先輩の呼吸が、弱くなってきてて心臓の音も…。」


「「ッ!?」」

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