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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第7章 ~危険な夜の海と訪れる最終日~

「2人共、悪いんだけど更衣室の奥にある、シャワー使えるか確認してほしい
もし、使えるならお湯が出る状態にしてほしいんだ」

「わかった」

「うん、任せて」

照明と光輝は、更衣室の奥にあるシャワー室に向かった。

「夏海さん…。」

俺は、夏海さんの気道を確保して人工呼吸を始める。

「好文!」

「お湯使えるよ!」

シャワー室から出て来た、照明と光輝の報告を聞いてあとは、夏海さんの復活のみとなった。

◇???◇

-夏海視点-

……あれ…?

ここは…?

僕は、辺りを見回す。

真っ黒な世界……僕は…。

そうか、確か僕は好文君を助けるために…。

好文君、助かったかな?

助かってると良いな…。

あぁ、もしかして僕……死んじゃったのか…。

でも、好文君が助かってくれたのなら……でも…。

好文君、照明君、光輝君ゴメンね…。

3人が入部してくれて仲間に、チームになれたのに。

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