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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第8章 ~始まる残り1年間の部活動~

◇花音学園1階・水泳部の部室◇

「いよいよ、明日から3年生かぁ~」

水泳部の部室を、見回しながら今日までの事を思い返している。

明日から、いよいろ僕も高校3年生か。

「夏海さんにとっては、今年最後の部活っすね」

好文君が、そう言いながら横に並ぶ。

「今年の新入部員、もし入ったら1人ぐらい夏海さんより、身長低い奴いるかもですね♪」

「好文君、余計なお世話だよ!」

僕は、好文君のお尻に回し蹴りをいれる。

「いてっ、すみません」

「夏海先輩に、身長の話は禁句だって何回注意受けたら気が済むんだよ?」

「全く、馬鹿だよね」

僕達のやり取りを見てた、照明君と光輝君は好文君に呆れていた。

「まあ、好文だからしょうがないか」

「だよね」

好文君の事を呆れつつ、納得する2人。

「去年の大阪の大会では、3位だったけど今年は全国大会に出場したいなぁ…。」

去年の大阪の大会で、僕達は3位という結果を残した。

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