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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第7章 ~危険な夜の海と訪れる最終日~

◇射手座島・港の船乗り場◇

-夏海視点-

「さてと、いよいよこの島ともお別れだね」

波風先生の言葉に、僕達部員は頷く。

「合宿、楽しかったね」

「はい!」

「楽しかったっす♪」

「また、行きたいです」

良かった、3人も楽しんでくれて。

「そんじゃあ、帰るとするか!」

「「「はい!」」」

僕達は、船に乗り込む。

◇青島家2階・夏海の部屋◇

「ふぅ……今日は、ぐっすりと寝れそうだ…。」

合宿が終了して、家に帰宅した今日の夜。

僕は、風呂と夕飯を済ませて自分の部屋の、ベッドの上に寝転ぶ。

「冗談抜きで死ぬかと思ったけど、何だかんだ言って合宿は楽しかったなぁ」

少しして、部屋の電気を消して寝る事にした。

そして、半年以上の月日が流れた来年の4月。

花音学園、僕の最後の水泳部生活が始まろうとしていた。

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