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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第8章 ~始まる残り1年間の部活動~

◇花音学園1階・体育館◇

「早く、僕の番にならないかな~」

待ちに待った、部活説明会の時間。

現在、クラス毎の椅子に座りながら、他の部の説明を聞いている。

「夏海、今年は緊張してないみたいだな(笑)」

右隣に座ってる春樹君の言葉に、冬夜君が反応する。

「てっきり、今年も緊張してるかと思ってた(笑)」

僕の左隣に座ってる冬夜君は、微笑していた。

「僕、もう高校3年生だよ?
いちいち、緊張してられないよ」

内心、緊張してるけどあえて我慢しているんだ。

「夏海君、最後の部活説明ガンバだよ」

僕の後ろに座っている秋葉君が、そう言って応援してくれる。

「そろそろ、並びに行くね」

僕は立ち上がり、好文君と照明君と光輝君を呼びに行き、壇上の横にある階段に並ぶ。

そして、僕達水泳部の順番が回ってきた。

「説明は、以上です」

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