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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第8章 ~始まる残り1年間の部活動~

-光輝視点-

「ふぅ、疲れたぁ…。」

ランニング後、部室に戻って扇風機にあたり椅子にもたれて、休憩している琥珀君。

「あはは、琥珀お疲れ様!」

珊瑚君が、琥珀君の頭を撫でる。

「休む時は、ちゃんと休んで水分取らないと、バタンキューになるから気をつけてね」

「夏海さん、バタンキューとか古いっすよwww」

夏海先輩に対し、草を生やしながら可笑しそうに言う好文君。

「好文君に言われたくないのと、きみの死語を言う癖が移ったんだよ!」

そんな好文君の背中を、夏海先輩はバチンッと音を鳴らして叩く。

「いでっ、すみませんでした」

背中をさすりながら、夏海先輩に謝る好文君。

「いつもの事だから慣れたけど、やっぱり好文ってドMなんじゃね?」

「毎回、夏海先輩にお仕置きされてるのに懲りないもんね」

照明君の言葉に、僕は同意した。

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