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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第8章 ~始まる残り1年間の部活動~

「お前ら、俺はドMじゃねえぞー!」

好文君は、僕と照明君に抗議したあと、夏海先輩の方を振り向く。

「ねえ、夏海先輩
俺、する時どちらかと言うと―――――」

「好文君、黙れ&おすわり♪」

「……はい、すみませんでした…。」

好文君の言葉を、笑顔で遮って黙らせる夏海先輩。

夏海先輩、笑顔だけど明らかに怒りのオーラが出ている。

そして、また好文君への説教が始まった。

「夏海先輩、怒ると怖いね…。」

「おう…。」

好文君に説教している夏海先輩を見て、怖がっている珊瑚君と琥珀君。

「夏海先輩」

「琥珀と珊瑚が、怖がってるっすよ」

「え?」

夏海先輩は、2人を見て申し訳なさそうな表情を浮かべる。

「琥珀君と珊瑚君、ゴメンね(汗)」

「いえ…。」

「大丈夫っす…。」

全く、好文君のせいで2人の中で、夏海先輩が怖い人になっちゃうよ。

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