テキストサイズ

花音学園水泳部~Remake Of Story~

第8章 ~始まる残り1年間の部活動~

「観覧車ですか?」

珊瑚が、夏海先輩に聞く。

「うん、去年も水着を買いに来たついでに、観覧車に乗ったんだよ」

「久しぶりに乗ってみたいですし、良いですよ」

「俺も乗ってみたいっす」

珊瑚君と好文は、夏海先輩の提案に賛成する。

「俺も良いですよ」

「僕も」

「僕も良いですよ」

俺と光輝と琥珀も、夏海先輩の提案に賛同した。

「夏海さん、どうせなら去年みたいに二手に分かれて乗りましょうよ」

「そうだね、それじゃあ…。」

琥珀と珊瑚を、交互に見る夏海先輩。

「プール掃除の時と逆にしよう」

-好文視点-

そう言い、夏海さんは琥珀と珊瑚のそばに来ると、先ずは琥珀の方を見る。

「琥珀君は、僕と好文君のチーム」

次に、珊瑚の方を見る。

「珊瑚君は、照明君と光輝君のチームで」

チーム分けをしてから、珊瑚にウインクすると夏海さんは俺の隣に戻った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ