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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第8章 ~始まる残り1年間の部活動~

「はぁ…はぁ…はぁッ…くッ」

ヤバい、僕も体力が…。

「夏海さん後ろ!!」

「えっ?」

好文君の叫び声で、後ろを振り向くと大波がすぐ迫っていた。

「うわあッ!」

「夏海さん!!」

◇青島家2階・夏海の部屋◇

-夏海視点-

「好文君ッ!」

……なんだ、夢か…。

「なんで、今頃あの時の夢を見るんだ…。」

◇道中◇

「夏海さん」

合宿の前日に、去年の合宿のあの出来事の夢を見るなんて…。

「夏海さん!」

「えっ!?」

好文君に呼ばれ、我に返った。

「さっきから、何度か呼んでたんですけど…。」

「ゴメン、ちょっと考え事してたのよ(汗)」

ヤバい、好文君に変な心配させたか…?

「大丈夫すか?
俺で良ければ、話聞きますけど」

「ううん、大丈夫だよ
ゴメンね、心配かけて」

気にしててもしょうがないし、今は水泳部のメンバーで合宿を楽しむ事だけ、考えるようにしとこっと。

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