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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第8章 ~始まる残り1年間の部活動~

◇電車の中◇

「明日からの合宿、楽しみだね」

「はい」

いよいよ、明日から僕の今年最後の水泳部の合宿が始まる…。

◇青島家2階・夏海の部屋◇

「さてと、寝るか」

明日に備えて、今日は早く寝る事にした。

~夏海の回想~

「とにかく、説教は後だよ
今は、砂浜の方に戻ることが先だ」

僕は、持って来たビート板を好文君に渡す。

「えっ、でも夏海さんが…。」

「僕は大丈夫だから、好文君は体力的にキツいでしょ!!」

「はい…。」

躊躇してる好文君を一喝して、砂浜に向かって一緒に泳ぎ出した。

「ッ…。」

しまった、足をつってしまった…。

「夏海さん?」

「好文君は先に…うわっ」

荒波が僕を襲う。

「夏海さん!」

「良いから…好文君は先に…うわっ…ゲホ、ゲホッ…。」

水が口の中に入る。

「うぷっ、うわっ…ゲホッ」

くそッ、足がつって動けないし荒波のせいで、好文君との距離が…。

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