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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第3章 ~亀裂と和解から生まれる愛の告白~

「なぁ、好文」

「さっきから元気ないし、どうしたの?」

僕と照明君は、教室に着いても元気がない好文君に、再びワケを聞く事にした。

「別に何でもないから気にするな」

しかし、こう答えて何があったか話してくれない。

「でもよ―――――」

その時、上着ポケットが光る。

「夏海先輩からメールだ」

僕と照明君のスマホに、先輩からのメールが届いた。

「……。」

好文君には、メール送ってないとするとやっぱり何かあったんだね。

「……夏海先輩から何か連絡…?」

僕と照明君を、交互に見ながら聞いてくる。

「えーっと」

『照明君と光輝君
今日の昼飯は、クラスの友達らと一緒に食べることになったから、好文君と3人で食べてね
それでは、また部活で』

文章は、ココで終わった。

「だって」

メールの内容を伝えると、好文君は顔をそっぽ向ける。

「んだよ、それなら俺にもメールくれたら良いじゃんかよ…。」

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