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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第3章 ~亀裂と和解から生まれる愛の告白~

「俺、夏海先輩の事が好きです!
付き合って下さい!」

「えっ!?」

屋上で言ってた、僕の事が好きって恋愛の好きだったのか…。

「急な告白でゴメンなさい…。
でも、本気なんです」

「えっと、好きになった理由を教えてくれない?」

僕の事、好きになる要素なんてあったのかな…。

「きっかけは、一目惚れなんすよー」

「一目惚れ?」

一目惚れって、好文君と初めて会ったのは始業式の日。

もしかして、絡まれてたのを助けた時か。

「始業式の日に、ガラの悪い奴らに絡まれてたのを、助けてくれたのがきっかけです」

やっぱり、始業式のその時か。

「でもさ、他にも通りかかった人達はいなかったの?」

「絡まれた時に通りかかったのは、この学校の生徒達が何人も通ってたんですけど…。」

「つまり、みんな見て見ぬふりで素通りばかりだったんだね?」

「はい」

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