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花音学園水泳部~Remake Of Story~

第3章 ~亀裂と和解から生まれる愛の告白~

「先輩、来週楽しみっすねー♪」

「うん!」

好文君に対しても、今までどおりに戻れたし良かった。

「部長、号令よろしく」

「はい」

僕は、前へ出て波風先生の横に並ぶ。

「みんな、今日はプール掃除お疲れ様
来週は、いよいよプールで泳げる」

来週から、本格的に始まる。

「好文君も、部は僕達4人だけだけど副部長として、新たに気を引き締めていくように」

「はい!」

元気良く、返事をする好文君。

「それと1つ
明日、みんなで部活用の水着を買いに行こうと思うんだけどどうかな?」

「おお、良いですねー♪」

「俺も良いっすよ~」

「僕も良いですよ~」

好文君達は笑顔で頷く。

「それじゃあ、本日の部活は終了~!」

その後、波風先生は職員室に戻り、僕達部員組は更衣室に戻った。

◇花音学園1階・水泳部部室◇

「夏海先輩」

「ん?」

着替えが終わった頃に、照明君が真剣な表情で話しかけてきた。

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