完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第5章 完璧引っ越しと憂鬱な初夜
「それが――――!問題なんだよ!察しろ!感じろ!理解しろ――――!っつ――――か、出ていけ!!」
私は、すがり付く曽根を蹴り上げると上から見下ろした!
「あふっぁん!///えっ…あっ――――…あ~…ここ…セキュリティ低いし…壁も……あ~…察しました…」
曽根は顎をにヒットした私の蹴りを痛気持ちいいのか…デレデレと撫でながら…スーツの内ポケットからスマホをとり出し…何処かへ連絡し始めた――――…
「あ、もしもし…財前(ザイゼン)、そうだ――――…申し訳ないが…そう、そうだ…頼む――――…後、車を…あぁ仕事が早くて助かるよ」
訳の分からない会話を終わらせた曽根は…私の方を振り返りニッコリと微笑んだ…
曽根の本性を知らない女なら…この笑顔殺られていただろうが…
私はその笑顔が不気味でしょうがない…
「…財前…さん?…誰ですか?」
「あ~私の世話役だ…20分後にここに来るから…さ、ライカ準備してください」
――――準備?
私は訳が分からず…ただ曽根を睨むだけだった…
「///あっん…ライカぁ~…その目は…反則だよ…朝立ちついでに…出ちゃう…」
「死ね――――」
「///ハッ――――ハゥッ!!あん♪」
――――…もう、引き過ぎて…これ以上下がれない…