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完璧な駄犬と憂鬱な秘書

第5章 完璧引っ越しと憂鬱な初夜


朝から曽根の暴走でクタクタだった私は…


「今日は部屋に帰ります」


と、曽根だけをマンションに残してアパートに戻ってみたが…


引っ越し屋がすでに私の部屋の荷物をトラックに詰め込み…出たらしく…


跡形もない状態だった…



「…マジで…?」


空のアパートに途方にくれていると…


財前さんがアパートまで私を迎えに来た…




「夜逃げ…みたいですね」

「誰のせいですか…っまったく」


財前さんは曽根がウザイ状態なので早く帰って来てください…と、言う




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