
完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第8章 完璧な誕生日と憂鬱なプレゼント
曽根の部屋には前もってメールをしておいた…
遅くなってしまったが――――…曽根はいい子にして待っていてくれるだろうか?
私は社長室の電気を消して…施錠を済ませ――――…
会社を後にした
秘書室にはまだ、電気はついていたが――――…
若月と馬場が頑張っているのだろう…と、顔を出さずに帰ることにした
「///私も…初めの頃は…遅くまで仕事してたなぁ…」
何だかんだ懐かしい――――…
二人に負けないように頑張らないと!
私は、気合いを入れ直しエレベーターで下に降りた
