
完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第8章 完璧な誕生日と憂鬱なプレゼント
曽根の誕生日まで――――…時間があった私は…
首輪を特注した――――…
痛くないように…柔らかい革を選んだり…
色だって…曽根の肌に合う色を探しわざわざ染料した
「///ライカァ…この…色――――…緑なのに…凄く…深くて…複雑な色味ですね…
――――もしかして…この…色といい、触り心地といい――――…オーダーメイド?ですか?」
「はい、愛しい駄犬用の首輪ですからね…特別な物にしたかったので」
曽根は首輪を抱き締めると――――…
ポロポロ泣き出した!!
「――――ライカァ…ライカァ…ライカァ…私は、幸せです!幸せです!幸せです!ライカァを愛しています!愛しています!」
///さ、流石に海外育ち…愛を惜しげもなく叫ぶ!
