
完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第8章 完璧な誕生日と憂鬱なプレゼント
曽根は嬉しそうに首輪を撫でながら私の方を向く
「――――…やっぱり…ライカは私の運命のご主人様です」
曽根は少し私の足元寄ると…頬を足に刷り寄せた
「///ライカを飲み屋で見かけた時は――――…雷に撃たれた様な衝撃でした!
ド…ストライク!運命を感じたんです!
あぁ…私はこの人の足元にいるのが1番幸せだと――――…だから、貴方に声をかけたんです!」
か…雷って――――大袈裟な…
「///…あの日のライカは…凄く落ち込んでいました…でも、私と関係を持つことで…ライカの全てを私に向けることが出来ると…思いました…
元カレの事なんか…思い出さないくらい…私を見て欲しかった…」
