
完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第3章 完璧な仕事と憂鬱なプライベート
「――――…わ、分かりました…彼に正直に言おうと思います…」
「――――…それで…破局にでもなったら…いつでも君を受け入れるから……ね?会長?」
曽根は丸井さんの不安を取り除いていく――――…
「///はい!ありがとうございます」
丸井さんは、涙をグッとハンカチで押え会長室を後にした…
丸井さんが部屋を後にすると――――…私からパソコンを借り丸井さんのリベンジポルノの件と盗聴の件をまとめ、専門の部署にメールした――――…
テキパキト動く曽根に会長も春日さんも感心するばかり――――…
変態時とのギャップが激しすぎる!
「――――…よしっと、会長…新しいシステムを、今回の件に使用して見ました…試験段階のプログラムだけと――――…今回ので成果が出たら…ボーナス弾んでね~!」
「まったく…元社員をデータサンプルに使うんじゃない…彼女は悩んでいたんだから」
――――うゎ…最悪…
変態の仮面の下には“鬼畜”か顔を隠していた――――…
――――引きました…
丸井さんが可愛そうである!!!
