
完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第3章 完璧な仕事と憂鬱なプライベート
打ち合わせは後日…と、言うことになり――――…
私と曽根は社長室に戻る――――…
「――――神谷…さん…?怒って…ます?」
「――――…は?」
曽根の後ろを歩く私を恐る恐る見る曽根は…少し頬が高揚して見えた…
「怒ってませんけど…何か?」
「///会長室から…神谷さんの顔が――――…能面見たいです」
――――は?!能面?!!
「///うっぁん…神谷…さん…その…目――――」
うゎ――――…なんか変なスイッチ押した?
社長室に入ると曽根はクルッと私の方を向き――――…バッと正座をする!!
「――――何をしているんですか…」
いきなり…正座を始める曽根に…ドキッとするが――――…何度目だろうか…曽根のバカ行動は
