
完璧な駄犬と憂鬱な秘書
第3章 完璧な仕事と憂鬱なプライベート
しかし、曽根はそれどころではないだろう…
自分の男根が一時間以上絞められ続けているのだ…そろそろ、解放されたいだろうに――――…
だが、曽根は若い女子社員に囲まれ飲み会に誘われている…
――――…ふん…まんざらでも無い顔である
「社長、この後予定はございませんので――――…皆さんと交流を深めてはいかがですか?」
「え、か…神谷…さん?」
曽根が私の方を見て一瞬顔をひきつらせる…
「え?いいんですか?」
「社長と飲めるなんて!私たち感激です!」
ほらほら…感激だって~社長良かったじゃないですか…
「では、場所と時間を教えていただけますか?」
私は曽根を無視して幹事らしい社員と話をする
