
貴方がいつもそこに居てくれたから…
第9章 六
極普通に生まれてきた僕には…
極普通の幸せが待ってるんだと疑わなかった。
でも。
ある日、突然…
僕は底のない真っ暗な闇の中へ突き落とされた。
もがいても足掻いても、這い上がるどころか堕ちていくだけだった僕。
手を差し伸べて…
そんな暗闇から引き摺り出してくれた…
相葉さん。
何があっても、どんな時でも、僕を見捨てず傍に居続けてくれる。
こんなに、懐の大きな人を…僕は知らない。
大きな感謝と。
大きな愛で。
僕の持てる全てを、相葉さんに捧げます。
相葉「和くん♪」
その優しく呼ぶ声は…僕の耳を通して全身を満たしてくれる。
抱き締めてくれる広い胸に、素直に飛び込んで。
「大好きです、相葉さん♪」
照れる事なく、真っ直ぐに想いを告げよう。
だって。
ほら♪
貴方がいつも、そこに居てくれるから♪
…ね♪
THE END
