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桜花楼の恋

第13章 恋乱舞い

・横尾side

分かっている…



玉「俺の願いはただ1つ、わたの想いがどれだけのものか教えて」



こうすることでこの先、自分の身にどれほどの危険が及ぶことになるのか。



横「後悔しないんだね?」



そう言うと、コクンと頷く裕太を見て俺も覚悟を決める。



横「分かった、フッ」



なら、何処までも一緒に堕ちて行ってやると。

ドサッ!

その身体を押し倒し、帯の紐を解き。



横「チュッ」

玉「んっ」



接吻をしながら、胸元へ手を差し込んで。



玉「わっ、わた」

横「全部、俺に任せて」

玉「あっ、ビクン」



乳首を指で、コリコリっと刺激したら小さな声を上げる裕太。

次に、着物を剥ぎ吸いつくと。



玉「んんっ…ぁ‥はぁ…」

横「我慢しなくていいよ出したければ声を出せばいい」

玉「あ、うん、へっ、変な感じ、がする」



布団の端を両手でギュッと掴み、身体をくねらせる姿が堪らなく可愛い。

裕太━



玉「あっ…あぁ‥ん…ぁ‥あっ…熱い‥ハァハァハァ」

横「興奮し身体が火照っているんだ、フッ」

玉「こっ、興奮?」

横「感じているって事さ、ほら硬くなっているだろ?ここが」

玉「ぁ…カァーッ」



正直、お前をこの腕に抱ける日が来るだなんて思ってもみなかった。



横「今からゆっくりと扱いてやるから ニコッ」

玉「あっ、うっ、ビクン」

横「ほぉーら気持ちいいんじゃない?フッ」

玉「ぅ…うん‥あっあぁ」



小さい頃は━



玉「わっ…た‥そこ‥ぁ…いっ‥ハァハァハァ」

横「亀頭っていって割れ目の所を突っつくと」

玉「ビクンビクン、ふああっ」



太輔の背中に隠れ、なかなか懐いてくれなかったし。

それが、いつの間に。



玉「ああぁ、いっ、気持ちいいよ、わた」



指をくわえ恥ずかしそうに感じている姿と、幼き日の裕太の姿が重なる。




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