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桜花楼の恋

第13章 恋乱舞い

玉「ねぇ?わた、大きくなればガヤのお嫁さんになれるの」



あれはマジで困ったっけ、なんて言葉を返していいのか分からず、フッ



玉「あっ、はっ、ああっ」



が、どんなに愛しく感じていても俺にとっては高嶺の花。

けして、汚してはならない無垢な存在だった。

さっきまでは…



玉「あぁ、いぃ、おかしくなっちゃうぅーっ」

横「構わない感じるまま身を委ねればいい」

玉「あっはっ、あぁーっ」



それが、こうして自分の腕の中で快感に震えている。

それだけで俺は…



玉「んんあっ、やっ、なっ、なんか来る、あぁーっ」



嬉しくて堪らないんだ。



横「イキそうなんでしょ、いいよ気にせずに出してしまえば、ニコッ」

玉「うああっ、あっあぁ、出る、出ちゃうぅーっ」



と、その瞬間にビクビクンと裕太の自身が脈打ち。



玉「…ぁ‥ああぁ…クッ」



俺の手のひらには、白い液がベッタリとへばり付いて。



玉「…っ、ハァハァハァ」

横「どう?良かった」

玉「ぅ…うん‥カァーッ」



それから━



横「今日はここまでにしておこう、いきなり先へ進んだら裕太の身体がビックリしちゃうからね」

玉「…コクン」



そう言うと、素直に頷き俺の胸の中へ顔を埋めた。



玉「…スースースー」

横「寝たか、ニコッ」



ゆっくり、時間を掛け教えてやるから想われる喜びを。

そうすれば寂しくはないだろ裕太、いい事なのか悪い事なのか?このことを太輔が知ったらどう思うのか。

今の俺には想像がつかない、だけどそれでも自分を必要としてくれている限り愛し続けてやろうと。

チュッ!

そう思い、その額に接吻をし眠りにつく。



横「おやすみ裕太、フッ」



目が覚めれば、またその笑顔が見れることを心の支えとし。




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