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桜花楼の恋

第18章 いざ尾張へ

・千賀side

尾張へ入ってすぐ陽は沈み



父「今日は、ここへ泊まるとしよう」



俺達は、一軒の宿を寝床に決める。



千「ちょっと散策して来てもいい?」

宮「他の人に迷惑をかけちゃダメだよ」

千「分かってるって、ニコッ」



知らない町、見知らぬ人。



男「よっ、坊主ひとりか」

千「坊主じゃないやい」



情交だって知ってるんだぞ。



男「こりゃ悪かった、ハハッ」

千「風呂の匂いがする」

男「この先に温泉があってな気持ちいいぞ入ってみるか?」



やったぁーっ

全てが新鮮で楽しく今日は少し怖かったけど。



男「気をつけてけよ」

千「有り難う、おっさん」



来てよかった、心底 俺はそう思っていた。

言われた通り、先へ進むと。

おっ、湯気が見えて来た あそこだな。



「あっ、んっ、ああっ」



えっ、今の声どこから聞こえて来たんだろう?



「ああぁ、屋良にぃーっ」



亮太?げっ、嘘マジかよ。

茂みからソッと覗いたら月明かりの中、照らされる水面に映る2つの裸体。

その1つが…



山本「あっいっ、はあっ」

屋良「もっ、嫌じゃないんだ俺に抱かれるの?フッ」

山本「…きっ‥聞かないで…ああっ」



むっ、胸が膨らんでいる。



屋良「だったら俺の子を生め、なっ?いいだろ」

山本「あっあっ、いい」

屋良「あいつらの先行きを見届けたら一緒に暮らそう集落のみんなと」

山本「あぁーあっ、屋良、にぃ、あっあ、いぃ」



うわっ、大変だぁーっ




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