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ダメビト図鑑

第3章 コレクション02 アベちゃん~最初のお客さん

ウグッ!

あぁぁ…!イヤッ!

ゲホッ!ウゲッ…!ゴホゴホゴホッ……!
ウググググッ……


喉奥に熱い飛沫を放出されたイオリは
それをすべて受け止めて
ゴックンしたが…
ずいぶんと性欲を溜め込んでいたのだろうか
アベの白濁汁は
イオリが夫の岳人のを昔
ゴックンしたときとは
まったく異質の
生臭くて…
苦くて…しょっぱくて…
喉にまとわりつくような感触のものだった…



それでも…


私の口でこんなにも
興奮してくれて…
ヤン!!なんだか
アベちゃんが可愛く見えちゃう…。

イオリはそんな感情を抱きながら
ゴックンと最後の一滴までを
飲み込んでから
アベを見つめて

『ごちそうさまでした…。』と
ニッコリと微笑んだ。

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