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好きな人が1人から2人に!

第3章 ~何かが芽生える感情~

昼飯後、僕はアメニイト京橋店に1人で行こうとしたら、心配症を発症したロークに止められる。

そこで、佳乃と奏のメイド組。

執事からは、皇人が付き人としてついて来る事になった。

◇道中◇

「僕、1人で良いのに…。」

アメニイト京橋店へ向かってる最中、不満を零す。

「まあまあ、泉さん
ロークさんは、心配してるんですよ」

「そうですよ~
あなたに、もしもの事があったら私達も心配しますし」

「それに、私と佳乃もちょうど新刊のBL本欲しかったんで、ちょうど良かったですよ♪」

不満げな僕を、皇人と佳乃と奏が宥める。

「皇人、ゴメンね
BL本買うのに、付き合わせるハメになって」

僕が謝ると、皇人は慌てて首を横に振る。

「いえいえ!
僕は僕で、欲しい漫画とラノベやカードとか買うので大丈夫ですよ!」

皇人は腐男子ではないが、カードゲームをしたり漫画とラノベを読んだり、アニメを見たりグッズを集めるのが好きなオタクでもある。

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