
僕ら× 1st.
第6章 卒業まで --Ar,Mkt
彼女はスマホ電卓を起動させる。
「(0.141592×12=)1.699104になりました!」
ノートに数字を書きならべていく。
「その整数1を置いといて、0.699104に12をかけて」
「(0.699104×12=)8.389248です」
「また、整数8を置いて、0.389248に12」
「(0.389248×12=)4.670976でました…で、次は(0.670976×12=)8.051712……すみません、キリないですね」
小数点以下を大幅にカットしても、メビウスの帯のように際限なく広がる。
「うん。長いしそこまでにしておこうか。今まで置いていた整数を順番に組みあわせると、3.1848……これが12進数での円周率だよ」
整数の積をマルで囲って教える。
「もう、変換ソフトに頼んなきゃやってられないよな」
「大変だけど、先パイの説明がとってもわかりやすくって、どんどん答えが出てきて楽しいですっ。n進数のときは×nなんですねっ」
花野ちゃんから尊敬を受けた俺は、心地よい気分に浸る。
「(0.141592×12=)1.699104になりました!」
ノートに数字を書きならべていく。
「その整数1を置いといて、0.699104に12をかけて」
「(0.699104×12=)8.389248です」
「また、整数8を置いて、0.389248に12」
「(0.389248×12=)4.670976でました…で、次は(0.670976×12=)8.051712……すみません、キリないですね」
小数点以下を大幅にカットしても、メビウスの帯のように際限なく広がる。
「うん。長いしそこまでにしておこうか。今まで置いていた整数を順番に組みあわせると、3.1848……これが12進数での円周率だよ」
整数の積をマルで囲って教える。
「もう、変換ソフトに頼んなきゃやってられないよな」
「大変だけど、先パイの説明がとってもわかりやすくって、どんどん答えが出てきて楽しいですっ。n進数のときは×nなんですねっ」
花野ちゃんから尊敬を受けた俺は、心地よい気分に浸る。
