
僕ら× 1st.
第1章 初期状態 --Ior,Shu
「それって詐欺じゃないの?」
「法的には問題ないよ」
正義なんて弁護士の腕次第ってとこもあるもんな。
勝てば官軍、負ければ賊軍ってわけだ。
「っン!たいへんなんだね…でも戻ってくるんだよね?」
「とりあえず3週間」
「ええっ、寂しいなぁ」
それ、寂しそうな顔なの?
この女、マジで彼氏を搾取用としか思ってねぇな。
ベット正面の鏡に映る表情に感心しながら、俺は体勢を変え、キナの下半身に手を伸ばす。
「本当に寂しい?」
「はァ…当たり前じゃない、とっても寂しいよ。向こうで風俗に行かないでね?」
彼氏に同情したくなるよ、俺。
そう思いながらキナの腰を浮かせ、後ろから濡れたそこに自身をあてがう。
「そんなことしないよ。明日、仕事終わったら連絡して?」
「うん、じゃあ …アんっ明日ね」
そのままぐりぐりと押しつけると、腰を揺らして応じてくる。
「もう切るの?」
「明日早く会えるように、早寝早起きして業務を片付けるの。おやすみっんふッ…」
業務って…お前、高校生だろっ?
おやすみを言い終わらないうちに、俺はズッとなかに挿れこんだ。
「今からでも、行ってやれよ」
交わりながらする会話じゃねぇな、これ。
俺は、最奥に差したまま静止する。
「はァっ。柊のあとで?そんなの、感じらんないよっ」
入ったままその周囲を撫ではじめる。
「寂しいなぁって言ってただろ?」
「ンふっ、社交辞令よ」
「うわ、怖ぇ」
「電話中に挿れたくせにっ…ぁあアっ」
「だって、キナとシたいんだもん」
俺の貴重な情報源。
大切に大切にしてやるよ。
甘え口調の俺に、キナは困るどころか嬉しそうに微笑む。
「ついてかないの?温泉」
「あンっ…まさか…ぅふッ」
「そんなこと言ってたら、彼氏に浮気されるぞ?」
「大丈夫。へたくそだから……はぁンっ、柊っ…も、きてぇっ」
やっぱ怖ぇ。
「よそでは俺のこともそう言ってんじゃね?」
「そんなこと、ないッ……ぁあふンっ、あんッ、柊ぅっ」
もう、会話はいいや。
指に加えて、再び腰を動かすことに集中した。
仕事じゃなけりゃ俺だって、お前みたいな女とヤらねぇ。
だから、明日必ず会いに行けよ。
お前の魅力は、あの彼氏に惚れられているところなんだから。
「法的には問題ないよ」
正義なんて弁護士の腕次第ってとこもあるもんな。
勝てば官軍、負ければ賊軍ってわけだ。
「っン!たいへんなんだね…でも戻ってくるんだよね?」
「とりあえず3週間」
「ええっ、寂しいなぁ」
それ、寂しそうな顔なの?
この女、マジで彼氏を搾取用としか思ってねぇな。
ベット正面の鏡に映る表情に感心しながら、俺は体勢を変え、キナの下半身に手を伸ばす。
「本当に寂しい?」
「はァ…当たり前じゃない、とっても寂しいよ。向こうで風俗に行かないでね?」
彼氏に同情したくなるよ、俺。
そう思いながらキナの腰を浮かせ、後ろから濡れたそこに自身をあてがう。
「そんなことしないよ。明日、仕事終わったら連絡して?」
「うん、じゃあ …アんっ明日ね」
そのままぐりぐりと押しつけると、腰を揺らして応じてくる。
「もう切るの?」
「明日早く会えるように、早寝早起きして業務を片付けるの。おやすみっんふッ…」
業務って…お前、高校生だろっ?
おやすみを言い終わらないうちに、俺はズッとなかに挿れこんだ。
「今からでも、行ってやれよ」
交わりながらする会話じゃねぇな、これ。
俺は、最奥に差したまま静止する。
「はァっ。柊のあとで?そんなの、感じらんないよっ」
入ったままその周囲を撫ではじめる。
「寂しいなぁって言ってただろ?」
「ンふっ、社交辞令よ」
「うわ、怖ぇ」
「電話中に挿れたくせにっ…ぁあアっ」
「だって、キナとシたいんだもん」
俺の貴重な情報源。
大切に大切にしてやるよ。
甘え口調の俺に、キナは困るどころか嬉しそうに微笑む。
「ついてかないの?温泉」
「あンっ…まさか…ぅふッ」
「そんなこと言ってたら、彼氏に浮気されるぞ?」
「大丈夫。へたくそだから……はぁンっ、柊っ…も、きてぇっ」
やっぱ怖ぇ。
「よそでは俺のこともそう言ってんじゃね?」
「そんなこと、ないッ……ぁあふンっ、あんッ、柊ぅっ」
もう、会話はいいや。
指に加えて、再び腰を動かすことに集中した。
仕事じゃなけりゃ俺だって、お前みたいな女とヤらねぇ。
だから、明日必ず会いに行けよ。
お前の魅力は、あの彼氏に惚れられているところなんだから。
