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僕ら× 1st.

第10章 修旅 --Khs,Ior,Mkt

~速水伊織side~

「なぁ、速水。ここに宮石呼べよ、チクったりしないから」

「そうだな。一緒にここで寝ちゃえ。お前らが始めても、俺ら寝たふりしてやるから」

「ヨーダも竹崎を連れてこいよ」

ニヤニヤと同室の3人は僕たちを見る。

「俺と竹崎は何でもない」

依田が憮然と否定する。

「はぁ、いいよな。彼女持ちは…」

「宮石なんて、この学校でダントツ可愛いし」

「うまくやったよなぁ、速水は」

羨ましかろ。
でも、僕は努力してるぞ?

「宮石もフェラしてくれんの?」

「伊織君のチンチン、おいしいっ」

「あ、花野っ。そんなことしたら俺っ、またイクっ!」

アホどもの相手はしてらんない。
ヤツらをしばいてから、「もっかい風呂行ってくる」と、タオルをひっつかみ部屋から出た。

パタパタとスリッパを鳴らしてついてきた依田に問う。

「お前、いいの?先生に見つかったらタコ部屋行きだぞ?」

「その方がいいよ。……もしかして、宮石と会うのか?俺、消えよか?」

「まさか。1人だよ」

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