
僕ら× 1st.
第10章 修旅 --Khs,Ior,Mkt
~速水伊織side~
彼女との旅行………
カタンコトンと揺れる列車の中。
2人掛けのシート最後尾。
さっき乗務員さんが切符をきりに来たから、もう、そんな突然には誰にも邪魔されない。
空席が目立つ車内、俺らの近辺には旅の疲れに眠っているご年配のみ。
窓際の彼女を抱き寄せてキスをする。
初めは周囲を気にする彼女だけど、俺に応えだす。
ちゅっ…。
あ、いけない。
つい、リップ音を立ててしまった。
でもそんな微かな音、聞かれちゃいない。
自分の席から誰の頭部も動かないことを確認しながら俺の手は、いたずらを始める。
引き寄せた彼女の胸を、さわさわ。
直に触りたいのに、脇のつまったワンピース。
座った姿勢で胸を触るには適さないな…。
「僕の膝に頭を置いて休みなよ…」
彼女は、俺を怪しみながらも素直に横になる。
ふふ、可愛い可愛い。
俺に乗る頭をなでなで、胸もなでなで。
彼女は少し首を動かして睨んだけれど、笑顔で返す俺に抵抗を諦める。
服の上からだから、大丈夫。
誰か来ても、長旅に疲れた彼女をいたわってるようにしか見えない。
彼女との旅行………
カタンコトンと揺れる列車の中。
2人掛けのシート最後尾。
さっき乗務員さんが切符をきりに来たから、もう、そんな突然には誰にも邪魔されない。
空席が目立つ車内、俺らの近辺には旅の疲れに眠っているご年配のみ。
窓際の彼女を抱き寄せてキスをする。
初めは周囲を気にする彼女だけど、俺に応えだす。
ちゅっ…。
あ、いけない。
つい、リップ音を立ててしまった。
でもそんな微かな音、聞かれちゃいない。
自分の席から誰の頭部も動かないことを確認しながら俺の手は、いたずらを始める。
引き寄せた彼女の胸を、さわさわ。
直に触りたいのに、脇のつまったワンピース。
座った姿勢で胸を触るには適さないな…。
「僕の膝に頭を置いて休みなよ…」
彼女は、俺を怪しみながらも素直に横になる。
ふふ、可愛い可愛い。
俺に乗る頭をなでなで、胸もなでなで。
彼女は少し首を動かして睨んだけれど、笑顔で返す俺に抵抗を諦める。
服の上からだから、大丈夫。
誰か来ても、長旅に疲れた彼女をいたわってるようにしか見えない。
