
僕ら× 1st.
第12章 夏鍋パ --Hzm
「キミら夕飯はこれからだよね?今日は家で夏鍋するんだけど、一緒に来る?」
そう尋ねると、勢いよくそのコは手を挙げた。
「行きます!ね、マコも行くでしょ?花ちゃんのお兄さんとラブラブ鍋!食後のデザートには私を選んでくださいね!」
……止めときゃよかったか?
と今更思う俺に、リィの助言が入る。
「ええーっ?帆澄兄、個室に引きずりこまれるぞ?こいつと2人きりにならないようにね」
俺が襲われるのか?処女に?自分の敷地で?
気を取りなおして、ほかのメンバーを誘う。
「花野と伊織の学校生活も聞きたいし。キミら名前は?あ、俺は宮石帆澄ね。花野の兄…こっちも、宮石和波(カズハ)」
軽く紹介をすると、ヨーダが礼儀正しく頭をさげる。
「依田晄志です。宮石のお兄さんたち、よろしくお願いします」
ああ、名前から"ヨーダ"ね。
"依田晄志、依田晄志"と名前を記憶していると、あのコが自分の頬に人差し指をツンと当てながら。
「私は依田由奈です」
ん?
「違うだろ!こいつは竹崎です!」
ああ……。
そう尋ねると、勢いよくそのコは手を挙げた。
「行きます!ね、マコも行くでしょ?花ちゃんのお兄さんとラブラブ鍋!食後のデザートには私を選んでくださいね!」
……止めときゃよかったか?
と今更思う俺に、リィの助言が入る。
「ええーっ?帆澄兄、個室に引きずりこまれるぞ?こいつと2人きりにならないようにね」
俺が襲われるのか?処女に?自分の敷地で?
気を取りなおして、ほかのメンバーを誘う。
「花野と伊織の学校生活も聞きたいし。キミら名前は?あ、俺は宮石帆澄ね。花野の兄…こっちも、宮石和波(カズハ)」
軽く紹介をすると、ヨーダが礼儀正しく頭をさげる。
「依田晄志です。宮石のお兄さんたち、よろしくお願いします」
ああ、名前から"ヨーダ"ね。
"依田晄志、依田晄志"と名前を記憶していると、あのコが自分の頬に人差し指をツンと当てながら。
「私は依田由奈です」
ん?
「違うだろ!こいつは竹崎です!」
ああ……。
