
僕ら× 1st.
第14章 P波 --Khs,Ior
と、スマホを見た伊織が、その画面を俺に見せる。
それは彼女からのラインで、近くのカフェで待っていると。
あのメンバーでランチをしてボーリングに行く。
伊織は、小津に「ありがたみがない」と罵られながらターキーを量産した。
ガーター続出かと思った宮石は、案外コントロールがよく、真っ直ぐにゆるゆるとボールを進め、それなりにピンを倒して喜んでいる。
途中、宮石のボールの持ち方がおかしいと、伊織が実技指導を始める。
そんな2人を見ながら小津が言う。
「あのコ、女子校に行ったらお姉様に可愛がられただろうね。速水なんかにつかまっちゃって」
小津からしたら、宮石は可愛い妹って感じなのだろうか?
自分のお気に入りには、もっと似合いの男がいると…そう思って伊織を苛めてるんだろうか?
宮石の相手が、小津の憧れる吉坂だったら文句はないんだろうか?
俺は、宮石には伊織が似合ってるとつくづく思うけどな。
それは彼女からのラインで、近くのカフェで待っていると。
あのメンバーでランチをしてボーリングに行く。
伊織は、小津に「ありがたみがない」と罵られながらターキーを量産した。
ガーター続出かと思った宮石は、案外コントロールがよく、真っ直ぐにゆるゆるとボールを進め、それなりにピンを倒して喜んでいる。
途中、宮石のボールの持ち方がおかしいと、伊織が実技指導を始める。
そんな2人を見ながら小津が言う。
「あのコ、女子校に行ったらお姉様に可愛がられただろうね。速水なんかにつかまっちゃって」
小津からしたら、宮石は可愛い妹って感じなのだろうか?
自分のお気に入りには、もっと似合いの男がいると…そう思って伊織を苛めてるんだろうか?
宮石の相手が、小津の憧れる吉坂だったら文句はないんだろうか?
俺は、宮石には伊織が似合ってるとつくづく思うけどな。
