
僕ら× 1st.
第15章 学校祭 --Ar,Shu,Ior
~吉坂侑生side~
今年の体育祭は、ずれ込んで11月。
つむじ風が時折発生する中、賑やかに始まった。
隣の中等部からも歓声が聞こえる。
伊織は気の合わない女子と2人3脚をするらしく、朝からキッチンでぶつくさ言っていた。
では、彼女のペアは誰なんだろう。
彼女との2人3脚か…。
足首をくくりあって肩を組んで…ゴールなんて地の果てで構わねぇ。
「吉坂先パイ。私っ、こけちゃいそうですっ」足取りがふらふらな彼女。
↓
「あ、悪ぃ。なら、もっとくっついていい?」そう言って、肩を抱く力を強める。
↓
「きゃ、先パイったらぁ」彼女が照れて少し抵抗、向こう側に体勢を崩しかかる。
↓
「花野ちゃん、危ないっ!」俺は彼女をかばって倒れる。
そして、俺の上にバランスを崩した彼女が乗っかってくる…。
↓
痛いけど、ハッピー。
どさくさに紛れて彼女を抱き締める。
そんなくだらないことを妄想していると、柊に肩を叩かれる。
「ボケッとしてると怪我するぞ?」
「学校行事で怪我なんかするかよ」
「じゃあ、早く食え。よだれかけいるか?」
慌てて口を手で拭う。
出てねぇだろ。
ニヤニヤしている柊を睨みながら、大きなおにぎりにかぶりついた。
うっわ、山葵だよ…さっきはミカンだったし。
ロシアンルーレット大成功だな…伊織の野郎。
今年の体育祭は、ずれ込んで11月。
つむじ風が時折発生する中、賑やかに始まった。
隣の中等部からも歓声が聞こえる。
伊織は気の合わない女子と2人3脚をするらしく、朝からキッチンでぶつくさ言っていた。
では、彼女のペアは誰なんだろう。
彼女との2人3脚か…。
足首をくくりあって肩を組んで…ゴールなんて地の果てで構わねぇ。
「吉坂先パイ。私っ、こけちゃいそうですっ」足取りがふらふらな彼女。
↓
「あ、悪ぃ。なら、もっとくっついていい?」そう言って、肩を抱く力を強める。
↓
「きゃ、先パイったらぁ」彼女が照れて少し抵抗、向こう側に体勢を崩しかかる。
↓
「花野ちゃん、危ないっ!」俺は彼女をかばって倒れる。
そして、俺の上にバランスを崩した彼女が乗っかってくる…。
↓
痛いけど、ハッピー。
どさくさに紛れて彼女を抱き締める。
そんなくだらないことを妄想していると、柊に肩を叩かれる。
「ボケッとしてると怪我するぞ?」
「学校行事で怪我なんかするかよ」
「じゃあ、早く食え。よだれかけいるか?」
慌てて口を手で拭う。
出てねぇだろ。
ニヤニヤしている柊を睨みながら、大きなおにぎりにかぶりついた。
うっわ、山葵だよ…さっきはミカンだったし。
ロシアンルーレット大成功だな…伊織の野郎。
