
僕ら× 1st.
第19章 雲の上 --Tk,R
~小柴孝明side~
高校をすっ飛ばして、この9月から大学生になる俺。
昨年義務教育が終了し、後見のいない俺は就職した。
資金が貯まったら行ければいいなと思っていた大学、でも諦めていたんだ。
この低賃金じゃ、生活費を賄うのがやっと。
施設の誰もがそうだったから。
俺の未来も大抵決まっていると。
でも、その秋に小柴さんがやって来て、俺に言ったんだ。
「俺の息子になれよ。面倒見てやる」
施設にも時々顔を出して、館長と話したりしていた男。
俺たちの先パイの中でも、輝く未来をつかんだ人。
俺はすぐさま頷いた。
憧れの先パイが親になってくれるなんて、俺を棄てた両親に感謝したいくらいだ。
就職先には小柴さん…父さんが話を通すと、すぐに退職できた。
その日から勉強を再開し、飛び級試験もクリアして夏の始めには父さんが勧める海外の大学にも合格した。
俺に手を差し伸べてくれた父さんの期待に応えたくて、今までにないほど頑張った。
高校をすっ飛ばして、この9月から大学生になる俺。
昨年義務教育が終了し、後見のいない俺は就職した。
資金が貯まったら行ければいいなと思っていた大学、でも諦めていたんだ。
この低賃金じゃ、生活費を賄うのがやっと。
施設の誰もがそうだったから。
俺の未来も大抵決まっていると。
でも、その秋に小柴さんがやって来て、俺に言ったんだ。
「俺の息子になれよ。面倒見てやる」
施設にも時々顔を出して、館長と話したりしていた男。
俺たちの先パイの中でも、輝く未来をつかんだ人。
俺はすぐさま頷いた。
憧れの先パイが親になってくれるなんて、俺を棄てた両親に感謝したいくらいだ。
就職先には小柴さん…父さんが話を通すと、すぐに退職できた。
その日から勉強を再開し、飛び級試験もクリアして夏の始めには父さんが勧める海外の大学にも合格した。
俺に手を差し伸べてくれた父さんの期待に応えたくて、今までにないほど頑張った。
