
僕ら× 1st.
第26章 ディスポ --Shu,R
***
レントゲン室にいた不審な2名を縛りあげた後、堪えきれずに吹き出す俺と居松。
そして、怒り心頭から何とか平静を心掛けるアル。
「笑いごっちゃねぇよ。んだよ?この病院は?」
衣服を整えたアルから控え目な悪態が出始めた時、大輔が廊下を小走りにやって来た。
「アル兄、柊兄も、無事っ?」
居松を救急待合に戻らせている内に、2人を車イスに乗せて、脇にあったスタッフ専用通路から駐車場の車内に移動させた。
「あの部屋、隠しカメラ仕掛けてあったな。この男ら、常習犯か?」
俺は、回収したカメラを袋に入れてクルマのラゲッジスペースにしまった。
大輔を見張りに残し、アルと俺は引き返しながら話す。
「あの医者もグルだろ?」
「あの野郎、俺を病人に仕立てあげやがって」
「爆発と関係あると思うか?」
「吐かせなきゃわかんねぇな」
仕方ねぇ。
男3人まとめて連れて帰るか…。
レントゲン室にいた不審な2名を縛りあげた後、堪えきれずに吹き出す俺と居松。
そして、怒り心頭から何とか平静を心掛けるアル。
「笑いごっちゃねぇよ。んだよ?この病院は?」
衣服を整えたアルから控え目な悪態が出始めた時、大輔が廊下を小走りにやって来た。
「アル兄、柊兄も、無事っ?」
居松を救急待合に戻らせている内に、2人を車イスに乗せて、脇にあったスタッフ専用通路から駐車場の車内に移動させた。
「あの部屋、隠しカメラ仕掛けてあったな。この男ら、常習犯か?」
俺は、回収したカメラを袋に入れてクルマのラゲッジスペースにしまった。
大輔を見張りに残し、アルと俺は引き返しながら話す。
「あの医者もグルだろ?」
「あの野郎、俺を病人に仕立てあげやがって」
「爆発と関係あると思うか?」
「吐かせなきゃわかんねぇな」
仕方ねぇ。
男3人まとめて連れて帰るか…。
