
僕ら× 1st.
第28章 カーバンクル --Ar,Kn
***
今日は私の部屋で、マコとアロマコスメを手作り。
私はオレンジスイートの香りが大好きで、ローズマリーとラベンダーにそれぞれ滴下する。
フランキンセンスは入れようかどうしよかな?
「あんたは、甘ぁい催淫イランイランを使った方がいんじゃない?」
「んー。でもほらっ、フランキンセンスもちょっとムードあるじゃない?」
「フランキンセンスとローズマリーって、私あんまり違いがわかんないのよね。それに、必ずオレンジを入れるんでしょ?花を入れなよ、あんたの名前なんだから。草っぽいラベンダーじゃなくて、花っぽい花っ」
「馴染んだ後のフランキンセンスとローズマリーは全然違うよ?そして私、花より果実っぽいのが好き。その中にスパイシーさやグリーンぽさがあるような。他の花ならゼラニウムとか」
そう言うと、マコは自分の持ってきた中から2つのボトルを選びだす。
「じゃあ、ローズオットーとフランキンセンスとベルガモット!これよ!魔性の香りっ!」
私が推したゼラニウムは?
それに私は、爽やかに美味しいオレンジスイートが好きだって言うのに。
ベルガモットの入ったアールグレイも好きだけど、ミルクティはこっくりダージリン派なんだよね。
今日は私の部屋で、マコとアロマコスメを手作り。
私はオレンジスイートの香りが大好きで、ローズマリーとラベンダーにそれぞれ滴下する。
フランキンセンスは入れようかどうしよかな?
「あんたは、甘ぁい催淫イランイランを使った方がいんじゃない?」
「んー。でもほらっ、フランキンセンスもちょっとムードあるじゃない?」
「フランキンセンスとローズマリーって、私あんまり違いがわかんないのよね。それに、必ずオレンジを入れるんでしょ?花を入れなよ、あんたの名前なんだから。草っぽいラベンダーじゃなくて、花っぽい花っ」
「馴染んだ後のフランキンセンスとローズマリーは全然違うよ?そして私、花より果実っぽいのが好き。その中にスパイシーさやグリーンぽさがあるような。他の花ならゼラニウムとか」
そう言うと、マコは自分の持ってきた中から2つのボトルを選びだす。
「じゃあ、ローズオットーとフランキンセンスとベルガモット!これよ!魔性の香りっ!」
私が推したゼラニウムは?
それに私は、爽やかに美味しいオレンジスイートが好きだって言うのに。
ベルガモットの入ったアールグレイも好きだけど、ミルクティはこっくりダージリン派なんだよね。
