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僕ら× 1st.

第29章 侑生BD --Hzm,Ar

「お前の片割れのほうがすごいだろ?
あいつに聞けよ」

「柊に聞く気がしねぇ」

だからって俺に聞かれてもなぁ。

処女……。
ハニィなら俺は……溶かしてほぐして。
身体中にキスを落として……優しく甘く。

年上の男としての余裕を見せたいよな……。
きっともうカッコつけてられないくらい、平静が吹っ飛ぶだろうけど。

いや、何、考えさすんだ。

「緊張してるだろうから、優しく話しかけながらすればいいんじゃない?」

「挿入前にイかせてあげるのか?」

こいつ、マジで聞いてくるよ……。

「童貞にできるのか?
俺は前戯で昇ってもらうことが多いけど…」

「処女でも?」

ハニィなら……って考えるなっ、俺。

「俺は処女とはヤりたくない。
痛がるし、血ぃ出るし、恩着せられるし、嫌」

「兄ぃ、悪党だな。
俺は、すっげ嬉しいのに」

「そりゃ俺だって本命の処女は是非いただきたいね。
自分で開拓していくって最高だよな」

本当に、そんなことがゆるされるなら。

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