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次は中指、入れてみようか…。
だけど、俺ので突破してぇし。

さっきからヨダレ垂らして待ち構えてるし…。

「花野ちゃん、大丈夫かな？俺、そろそろ」

花野の唇を吸ったあと、背を向ける。
用意していた平べったい小袋の端をピリッと破いて、はち切れそうな自身にかぶせる。

向き直ると、こわばった表情の花野に優しい気持ちで微笑んでみた。

「俺の身体、脚の間に入れさせて」

両脚を立たせて身体を割り入れ、そこにモノをピトっと当てる。

あああ！
これってマジ？
マジに俺っ、花野ちゃんとシちゃうんだ。

ずっと焦がれてた、この女のコと…。

「ゆっくり入れるよ？」

くっと頷く彼女は、「っい！」と、すぐに顔をしかめたから。
俺は、さっと腰を引く。

「ごめ…そっか、先っぽも入んないんだ」

3ミリくらいしか入ってなかったのに。

不安な瞳で口に手を当てる彼女に寄り、その手を退かしてキスをする。

「今、痛くない？」

「んー。指の時と全然違った……」

「太さが全く違うからなぁ…もっかいいくよ……」

さっきより勢いをつけて押し込みに入るけど、辛そうな表情に再び腰を引く。

どうしたら…。
ワレメに指を当てるも彼女は身を固くしたまま。

「花野ちゃん、力抜いて……」

彼女を抱き起こして、唇だけじゃなく首や肩にキスを浴びせる。
すると、彼女も答えて俺にキスを返してくれる。

嬉しい…。

こんなに痛そうなら、もう…今日はこれでいいかも…。

そう思って、彼女を抱き締めた。
と、何故か「ごめんなさい」と謝る彼女。

ん？

彼女が見つめるシーツには1滴の血液。

「っ、嬉しい。俺が花野ちゃんの初めての男。うん、今日はこれくらいで終わろ……」