テキストサイズ

ぱられるわーるど 〜fromはっぴぃえんど⁈〜

第8章 『はっぴぃえんど⁈』ピックアップ御礼

*M side*

自分に自信がないと言う翔を、優しく抱きしめる。

「翔…、俺が仕事を頑張れる原動力はなんだと思う?」

翔「ん?」

「仕事だけじゃない。俺が俺らしく生きていること、今が幸せだと思えるのは、どうしてだと思う?」

翔「……」

「翔がいてくれるからだよ。それは、俺だけじゃない。翔を応援してくれている人たちは、少なからず翔からパワーをもらっていると思う。それって凄い事だと思うんだけど。それでも自信がない?翔は、翔らしく、今のままの翔でいいんだよ」

腕の中で、俯いている顔をそっとあげ、唇に軽くキスをする。

さあ、ここに来た、目的を果たしますか。
心も身体も癒してあげる。

「じゃあ、とりあえず、寝室に行こうか?」

翔「えっ?」

翔を抱えて、2階のベッドルームに向かう。

洋室か和室か、一瞬悩んだけど、和室の扉を開けて、布団にそっと翔を下ろした。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ