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ぱられるわーるど 〜fromはっぴぃえんど⁈〜

第3章 きせき〜軌跡❶〜

*Mside*

「翔、明日の仕事はどうする?マネージャーから落ち着いたら連絡してって言われたんだけど…」

マンションに帰ってきて、ほっとひと息ついてから、とりあえず明日の事から考える。

翔「…どうしよう…。潤はどうしたらいいと思う?」

不安な表情で俺を見つめてくる。
翔の隣に座り、不安が少しでも軽くなるようにと、抱き締めて胸の中におさめた。

正直、俺だってどうしたらいいか分からない。何が最善なのか見方によって、全くちがうから。

「ねぇ、リーダー達に相談してみない?」

翔「えっ?」

「正直、今は自分達の事を中心で物事を判断しそうだからさ、相談に乗ってもらって、ベストな方法は無理かもしれないけど、みんなにとってベターな方法が見つかるかもしれないよ」

少し考えて、「そうだね」と呟いた翔。
早速、リーダー達に連絡をすると、三人で直ぐに向かうからと言ってくれた。

俺たち二人の事に、メンバーを巻き込むようで、戸惑う気持ちが無いわけでは無いけど、いずれにしろ、翔が妊娠した時点でこれからのグループ活動についても考えなければいけない訳で…。

翔をギュウっと抱き締めて、三人が来るのを待った。



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