ぱられるわーるど 〜fromはっぴぃえんど⁈〜
第4章 きせき〜軌跡❷〜
*Mside*
全員が車に乗り込み、車を走らせようとすると、リーダーに行き先を言われる。
智「松潤、社長の自宅に向かって?」
「えっ?」
翔「事務所じゃないの?」
智「社長に直接電話したから…まずかった?」
結局、社長の許可を取らなきゃいけないならその方が話が早いけど、緊張するな。
「じゃ、出発するよ」
社長の家までは15分程。あっという間に着いた。
高層マンションの最上階。
インターホンを押すと、すぐに出迎えてくれた。
社長「待ってたよ」
智「こんな遅くにすみません。無理を聞いていただいてありがとうございます」
社長「まずは入りなさい。話はそれからだ」
広いリビングの、高級そうな革のソファーに腰をかける。向かいのソファーに社長がどっしりと座った。
社長「それで、話というのは翔のことかい?」
「はい、そうです。社長…単刀直入に言うと、翔を休ませてあげられないでしょうか?今置かれている立場や翔の身体を考えると、赤ちゃんを堕した方がいいという事は分かってます。でも、奇跡のように宿ってくれた命を大切にしたいんです」
最後に「お願いします」と頭を下げた。
全員が車に乗り込み、車を走らせようとすると、リーダーに行き先を言われる。
智「松潤、社長の自宅に向かって?」
「えっ?」
翔「事務所じゃないの?」
智「社長に直接電話したから…まずかった?」
結局、社長の許可を取らなきゃいけないならその方が話が早いけど、緊張するな。
「じゃ、出発するよ」
社長の家までは15分程。あっという間に着いた。
高層マンションの最上階。
インターホンを押すと、すぐに出迎えてくれた。
社長「待ってたよ」
智「こんな遅くにすみません。無理を聞いていただいてありがとうございます」
社長「まずは入りなさい。話はそれからだ」
広いリビングの、高級そうな革のソファーに腰をかける。向かいのソファーに社長がどっしりと座った。
社長「それで、話というのは翔のことかい?」
「はい、そうです。社長…単刀直入に言うと、翔を休ませてあげられないでしょうか?今置かれている立場や翔の身体を考えると、赤ちゃんを堕した方がいいという事は分かってます。でも、奇跡のように宿ってくれた命を大切にしたいんです」
最後に「お願いします」と頭を下げた。